JBCA年調Pro【Version2.0.0.01】
定額減税計算機能の追加
定額減税額を年末調整計算し、帳票に出力する機能を追加いたしました。
定額減税の対応方法
※ 年度設定 → 支払日設定 → 社員取込 までの手順は今までと変更ございませんので割愛いたします。
しかし、警備Pro使用時、社員取込は必ず行ってください。定額減税の対象人数が登録されます。
① 年末調整控除項目設定マスタ
" 定額減税人数 " 欄 " 減税額 " 欄 を追加いたしました。
※ " 定額減税人数 " は、本人含めた対象人数を入力してください。
警備Pro「定額減税計算ツール」を使用している場合
社員取込時に、定額減税対象人数と、それに応じた減税額上限が表示されます。
警備Pro「定額減税計算ツール」未使用の場合
当画面で " 定額減税人数 " を入力いただくことで、それに応じた金額が " 減税額 " にセットされます。
② 給与取込
給与取込時、定額減税額(定額減税で実際に差し引いた所得税)を警備Proから取り込みます。
警備Pro「定額減税計算ツール」を使用している場合
定額減税の計算が完了後に取込を行ってください。定額減税の再計算がある場合も同様です。
警備Pro「定額減税計算ツール」未使用の場合
操作や注意点に変更ございません。
③ 給与確認
" 減税額 " 項目を追加いたしました。
" 減税額 " の列は、年末調整控除項目設定マスタ " 定額減税人数 " が1人以上(定額減税が対象)
の場合のみ、枠が表示されます。
警備Pro「定額減税計算ツール」を使用している場合
既に計算されている定額減税額が取り込まれております。その場合算出税額も0円になります。
警備Pro「定額減税計算ツール」未使用の場合
警備Pro上で所得税額の調整を行っているかと思いますので、
減税額はそちらに合わせて手入力ください。(減税額の徴収完了月の調整にご注意ください)
④ 年末調整計算
操作に関して特に変更ございません。取込/入力いただいた定額減税の値をもとに計算を行います。
※ 年調した所得税額から減税額の合計(年調減税額)を差し引き、年調年税額を算出いたします。
※ 警備Pro「定額減税計算ツール」を使用 / 未使用 同様です。
⑤ 年末調整確認
当画面では、年調減税額が差し引かれた " 年調年税額 " が、" 源泉徴収税額 " として表示されます。
※ 警備Pro「定額減税計算ツール」を使用 / 未使用 同様です。
⑥ 源泉徴収票(給与支払報告書)
帳票印刷時、" 適用 " 欄に実際に控除した年調減税額( " 源泉徴収時所得税減税控除済額 " )と、
控除しきれなかった合計( " 控除外額 " )を印字いたします。
※ 控除対象配偶者が、年末調整にて控除対象配偶者とならなかった場合、
→ 非控除対象配偶者減税有 という文言を印字いたします。
※ 控除対象配偶者が、年末調整にて控除対象配偶者とならなかった場合、かつ障碍者に該当する場合
→ 減税有 ○○(同配)という文言を印字いたします。(○○ = 配偶者氏名)